車の車検に合格するポイント
車検とは文字通り車両の検査ですから、車両に不具合があると不合格になります。
以下の項目が合格する主なポイントです。尚、このページでご案内しているのは主なポイントであり、下記項目を全部クリアしていても検査に合格することを保証するものではありません。
1.レンズの損傷
傷やひび程度なら大丈夫ですが、割れていて点灯(点滅)した時に光が漏れるようですと不合格になります。
2.ランプの不点灯
フォグランプなどの補助も確認してください。
3.ワイパーの作動とウインドーウオッシャー液噴射装置の作動
4.排気管からの排気漏れ
ある程度回転を上げて空ぶかしをして、異音の有無を確認してください。
5.ドライブシャフトブーツ(*1)を用いてる車種の場合はブーツの損傷
(*1)ドライブシャフトブーツとは、ゴム製の蛇腹状の部品のことで、これを用いている車種の場合は駆動輪1つにつきインナー(デファレンシャルギア側)、アウター(タイヤ側)の2つのブーツが使われています。
●ドライブシャフトブーツ点検方法(フロントドライブ車)
手順1 前から見てタイヤが外側を向くようにステアリングをまわす。
手順2 下からのぞきこんでドライブシャフトブーツのアウターとインナーの状態を確認してください*両輪とも同じように点検してください。
*リアドライブ車:左右ともできるだけ多角度から点検してください。
6.ステアリングラックブーツ(*2)を用いてる車種の場合はブーツの損傷
(*2)ステアリングラックブーツは、ドライブシャフトブーツと似ていて、ドライブシャフトブーツより長い蛇腹状の部品です
●ステアリングラックブーツの点検方法
手順1 後ろから見てタイヤが内側を向くようにステアリングをまわす。
手順2 下からのぞきこんでステアリングラックブーツの状態を確認してください。
*両輪とも同じように点検してください。
7.警報器(ホーン)の作動
8.その他
検査の時にホイールを取り付けているナットの締まりをチェックされますので、ホイールキャップやセンターキャップナットが隠れているタイプの車の場合は予めそれらを外しておいてください。
▼写真にポインターをのせてください